未だに耳鳴りが鳴り止まない。史上最恐のノイズの海に溺れてしまったようだ。涅槃から最高のバッドトリップまで、ごちゃ混ぜサラダボールナイト。躁と鬱を行ったり来たりし過ぎて精神が攪拌されてしまった。悪魔と契りし者達の黒魔術披露大会で、個人的には超次元爆音記念日。
ちなみにドラックはおろか、タバコすら吸ったこと無いから、そういう表現は全部妄想ね。あんまり間に受けるんじゃないよ。
CRYAMY
私は2020年からライブに通い出したから、それ以前の彼らを知らない。でも多分、2019年代の彼らを最大限にアップデートした姿が昨日だったんじゃなかろうか。アップデートなんて簡単な言葉じゃ表せないほどの苦闘と、それとしっかり向き合って打ち勝った人間特有の雰囲気を纏っていた。カワノさんも他のメンバーも、「絶対」って顔してた。演奏もアレンジも、今の彼らを体現する形に変化していた。マジで脂が乗りまくり、凄く安心して時間を預けられた(何様？)。マリアでカワノさんがオレンジ色の暖かいレーザーに照らされながら独唱していた時、何故か彼自身がマグダラのマリアに見えたよ。この場合、イエスも彼自身なんだろうけど。ほんと一瞬だけね、彼も生身の人間で、どうしてもドラマチックな私生活が携わっているのだから。マリアとお幸せにね。
WASTERを作った人の根源にeasilyがあるということ、私がCRYAMYを信じる理由。easilyという曲は私の本音なんだよね、私の中では。優しくなりたくてもがいて暴れまくった先で彼らとあなたと出会えて嬉しい。それ以外は特に何も無い。命なんかかけなくていい、命なんか。
the twenties
踊らしてくれるくせにずっと刺してくる音楽。タカイさんに煽られるのホンマに好き、中指立てるのも立てられるのもやっぱ最高。現実と幻想の間を往復ビンタされて、地獄も天国も自分で決めるしか無いんやなって思いました。彼らがバンドしててくれて良かったなって思いました、なんでそう思ったかは分かりませんけど。好きな曲全部聞けて大満足。ロックンロールはカウンターカルチャーだったとはっきり思い出しました。音楽で殺し合いがしたくなりましたね。踊る阿呆に、見る阿呆、同じ阿呆なら、踊らな損々！
BALLOND'OR
音圧で異次元にぶっ飛ばされました。良い意味でバッドトリップ。ライブ化けすぎ、黒魔術の召喚儀式でもしてた？移動式合法LSDだった。薬物しなくても芸術でそれを追体験させてくれる人達が居るの、普通にありがたい。布袋寅泰のギターの柄並みに曲がりまくり。C.R.E.A.M好きなんですよね、激しいパートとゆったりしたパートがループしてて虚無感と違和感が凄い(良い意味で)。同じ理由でBlue Valentineも好き。x軸とy軸とz軸が瞬間移動するんよ。ビートが不整脈みたいに走ったりぬるっと止まったり又走り出したりしてて気持ち悪くて気持ちいい。脳細胞めちゃくちゃ死んだと思う。死んでもパリピに成れないハイパー陰な私がハイに成るにはこういう音楽が必要。MJM氏、ギターを銃みたいに構える姿のサイコさを競う全国大会で優勝。
まだ耳鳴りが鳴り止まないし、多分ロックンロールも。
