mellow as hell

この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ

だけだった

戻る場所があるだとか、そんな甘いことは考えていないので。万が一心配してくれた人(聖人?)のために、生きてますよ〜って報告。文章書けるレベルに落ち着くまで、まあまあ時間かかっちった。


《前回までのあらすじ》

想定外の角度から飛んできた言葉があまりにも生理的に受け入れられず、最大級のバッドに入った私。怒りと悲しみで感情がごちゃごちゃになり、友達に泣きつく。数日後、自律神経が崩壊。仕方なく近くの総合病院へ…。

 

 

明日を落としても的な生活を続けた結果、遂にアレになりまして。別に待ってもなかったのに、診断書(タイムリー!)とかいうお土産までもらっちゃって。吐く血の女デビューからの全力治療RTAスタート。気付いたら2ヶ月ほど溶けてました。薬飲んだりたまに捨てたりしながら布団の中で冷や汗かいてた気がします。心療内科のBGMはオルゴール、高校生が学祭のノリで作った超低予算自主制作映画のエンドロールみたいでムカつく。

 

病気の名札付けられまくって思ったけど、こうなると苦しんでる時間がマジで無駄。だってこれはこの場合、必然な訳でしょ?そんなもんバカ正直に悲しんであげるのは、あまりに癪すぎる。それならば、それならば。生きた証を残そうと思った。「天国かと思ったら地獄でした」みたいな。初めて死ぬほど(大袈裟!)苦しい世界を体験して、声まででなくなっちゃったり(ただのストレスの蓄積!)して、全てが自分の制御内に在るうちに残しておかないと意味がないということに、やっと気が付いたのです。医療やら私のポテンシャルやらのおかげで、なんとか人間に戻れた訳だしね。残念ながら、私の創作の根源は怒りだったみたい。

 

クラブ27に向かってスキップしてるうちに、長生きせざるを得ないなって思えるような最高最悪を掴み取れたら超ラッキーだよね。惑惑してる。そもそも、私よりも言葉を大切に出来てないヤツのそれなんかに、殺される訳にはいかんのよ。メンヘラがブランドになる不健康な時代?かわいそうビジネスは負の連鎖?別に売ってないから勝手に買ってんじゃねえって思うし、中途半端な同情、それってお前のオナニーじゃん!

 

syrup16gのライブに回復がギリギリ(マジもんのギリ)間に合った。これの為に集中治療をしていたと言っても過言ではない。五十嵐さんがめちゃめちゃ苦笑いしながらギターソロ弾いてて、このレベルの人間にもそういう感情があるんだなってなんか安心しました。めっちゃ人間やった、生きてはった。尊敬してるが故なんですけど、すごい親近感湧きました。神のカルマを聞きながら、歌ってもいいんだなって思わされたりなんかして。うつしての照明に目を焼かれた同士、おらんか?

 

現実問題、思わぬ医療費の発生=貯金の融解による打撃が凄まじい。何かしらの再発確率は8割超えで、なかなか普通に詰んでいる。手帳はもうちょっとスルーしたいし…。という訳で、アパレルの店員始めました。親のコネ、親が会社の古株で良かった〜。容赦なく最低賃金雇用ですけどね、流石に。両親が出会うきっかけとなったブランドに、まさかの娘まで参戦。そういえば、尊敬してる人らに服売ってそうって言われたしなあと思って。父親がデザイナーだったりしたこともあって、同じ道を進むのを躊躇ってたんですよ、ずっと。こうなったらもう関係ないです。私は私やからね。製法の技を盗んで、自分の作品に取り入れたいと思います。ちなみに、まあまあ売っとる。

 

私史上最高にかわいくなってカムバしましたので、まだお付き合いくださる方は、どうぞよろしく。医者からOK出るまでライブ禁止だったので、行けないの悔しいしアカウント動かしてませんでした。私は私で頑張っていたのだけれど、君らからしたらそれは知らない話だよね。だから、過ぎ去ってくれていいよ。さようなら、ありがとう。まあ、ライブには行くんやけどね。その為に入院までしたのだから。私はバカだから。