mellow as hell

この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ

0117_仕事、私語と、死語と

【前回までのあらすじ】

親会社との関係悪化の為、当初7月以降だと聞かされて人事異動が急遽2月に変更になっちゃった…。会社としては取引先への牽制球でしかないから、勿論私1人だけの異動だよ!しかも1月末になるまで公表禁止なんだって!お世話になった取引先の方にもちゃんと挨拶させて貰えないみたいで、感情がカオスだよ!

 

面談の結果、何とか東京行きは免れました。しかし、新しい部署の上司がかなり無神経な人で、とても悔しい思いをしました。なんで真面目に働いた末にこんな思いをしないといけないんでしょうか?好きなものまで否定されて、本当に苦しかったです。許せないな、普通に。頭悪いとか思慮が浅いとか言われまくりました。そうですか。反論したら、あだ名がチンピラになってました。ふーん、つまんね。お前多分私よりおもんないよ。お前に私は汚せないよ、だってお前おもんないもん。会社のトイレで静かに泣いて、心にそっと蓋をしました。お前のこと許さないよ、だって覚えてないから。

 

1月いっぱいで今の事業部からは正式に異動が決定したのでもう話しても良いかな…?私のメイン業務は、人事・労務サービスの運用作業と、吉○家ホールディングスの組織図管理でした。いわゆる下請けですね。親会社の取引先は大企業ばかりだったので、自分が昔から知っている会社のデータを扱うのはなんかちょっと変な感じでした。給料データ関連の依頼とかも多かったので、結果的に業界地図より詳細に各企業の給料事情を知っています。音楽業界の取引先もちょいちょいあって。まあ、これが理由で会社辞めなかったと言っても過言では無いんですけど、大森靖子さんの所属レーベルも取引先なんです。分かりますか?これは究極の推し活です。あくまで社員の方が使用されてる勤怠システムの運用作業をしているだけなので直接的には何も出来て無いんですけど、間接的にはかなり貢献していたという自負があります。大森靖子さんの生活を間接的に支えたことのある女はこの私だ!因みに、某地球儀のレーベルも取引先です。共通して言えることは、音楽業界の若手の給料は滅茶苦茶厳しいということです。その分、年長者は技能給ブーストがエゲツなく、軽く若手の5倍はあったりしてました。ボーナスの修正依頼はもらったこと無いので年収とかは知りませんけどね。まあ、働くって甘くないっすよね。とにかく音楽業界を支えて下さっている皆さん、本当にありがとうございます。最後に私の1番のやらかしエピソードを…。御三家と呼ばれるお得意様のサーバを間違って止めちゃったことがありまして。テスト用環境とお客様環境を間違えてしまいました。すぐ気付いて報告したので、奇跡的に問題なかったんですけどね。思い出すだけで恐ろしい…。ていうか、取引先のデータの生殺与奪を全て握っている私はある意味凄い人だったのでは…?

 

この会社に来ないと出会えなかったかも知れない人が沢山居ます。その出会いは、多分これから私が生涯をかけて大切に守っていくものです。よく分からない偶然に導かれて、最強の愛を手に入れてしまいました。変わらない為に変わり続けなきゃね。ちょっとだけ自分の可能性を過信してみようと思います。